別府大分毎日マラソン第69回記念大会 一覧へ戻る
2020/2/2/日曜日
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No 氏名 タイム(G) タイム(N) 順位 種目名
748 大矢敏夫 2:48:43   531 マラソン男子
503 三輪芳和 2:56:08   943
1807 山田隼 2:56:58   1016
1333 渡辺健介 2:59:00   1175
2457 内垣正行 3:07:50   1581
760 山崎裕太 3:15:12   1965
2240 安納信博 3:27:16   2693
アルバム(140枚)←(要合言葉)  動画スタート、30km、41km(5分42秒)  動画・ゴール(5分01秒)

エリートランナー登竜門の「第69回別府大分毎日マラソン」が今年も開催された。

令和最初の別大マラソン、2020年のテーマは「さあ、駆け出そう」。このシンプルかつ力強いメッセージの下、毎年新人の実業団や学生ランナーのマラソン登竜門とされるこの大会では、2020東京五輪の次の2024年パリ五輪を目指す若きランナーが集結!!特に青山学院大学の箱根駅伝ランナーOBの林奎介選手や今年の青学大の箱根駅伝4区で区間新記録を出した「11番目の男」の苦労人、吉田祐也選手などの出走が話題を呼んだ。また年々3時間30分以内で走る市民ランナーが増えている中、今年も福岡国際や琵琶湖毎日マラソンとは対照的に別大マラソンはシリアスランナーの裾野を広げる試みが行われており、無条件で出場できるカテゴリ1〜3(サブスリーランナー)も増え、カテゴリ4(3時間00分〜3時間30分)先着枠もさらに増やした結果、大会最多の4,051人の参加人数となった。さらに別大マラソンは東京五輪のパラリンピック視覚障害マラソン最終選考会も兼ねており、報道陣も例年以上に多く、盛り上がりを見せた。

今年、別府に千代田ブルーをなびかせたメンバーは、初出場2、ベテランランナー5名。
かつてはカテゴリ4も余裕をもってエントリーできた別大マラソンでさえ、今回(2019年9月のエントリー開始)は開始15分でカテゴリ4が締め切られる異常事態。この先着クリック戦争に破れてしまった影響で、5年連続出場していた飯村さん、門脇さんが出場できず、久しぶりに参加予定していた加藤寿男さん、初参加を狙っていた石川涼子さん、塩田さんも出場できず、参加できたのは全員サブスリー経験者の7名という、千代田別大エリートランナー組でも歴史に残るハイスピードメンバーになった。(サブスリー枠でエントリーしないと厳しくなってきている状況。)

前夜の決起会では、昨年香織ちゃんが選定して好評だった別府の大型スーパー「ゆめタウン」内にある和食レストラン「百菜」に集結。名前の通り身体に優しく、かつカーボローディングもできるようなメニューで食事をとり、マニアックなランニング事情や知識(?)に花を咲かせ、サブスリーを誓い合った。

暖冬の影響で大会当日も太陽が燦燦と輝き、いつもスタートの海たまご(水族館)のお土産施設(おさる館)内で寒さを凌ぐはずが今年は外にいるランナーも多いほど暖かく、応援隊のしのぶちゃんがホテルから海たまごまでの4kmを走ってきた感想からも「暑い」と言っていたので、「暑すぎるのも嫌だなぁ」と話しながら、約束通り11時に大矢さん、山崎くんと合流して写真撮影をして、皆それぞれの思いを胸にスタートラインへ散っていった。気温はスタート12度だったが思ったほど暑くならない程度で、風も強すぎない、良い気象条件のレースとなった。

千代田的大会予想は、59歳の大ベテラン大矢さん、前年2時間42分を出してサモア滞在からのブランクを跳ね返した三輪さん、2年前のつくばマラソンで2時間48分を出した山崎くんの2時間40分台の前半組と5年ぶりにサブスリー返り咲きした山ちゃん、別大2時間40分台を狙う渡辺健介さん、昨年のつくばマラソンで初サブスリーを達成して今ノリに乗っている内垣さん、サブスリー復帰を目指す強靭な足腰を持つ安納さんのサブスリー前後を狙う後半組の争いが予想展開だった。

結果、令和最初の別大で最初にゴールしたのは、レジェンド大矢さん。2時間48分43秒。大会戦績は71回フルマラソンに参加して、通算67回目のサブスリー、そして61回連続のサブスリー達成!!千代田に入ってから61回サブスリーしているので、千代田サブスリー率100%の59歳。まさにレジェンド中のレジェンド。山ちゃん宛に来た今年の年賀状には1行「ケガをしました」と書かれており、レジェンドとなると常に過酷なトレーニングや慢性的なケガとの戦いもある中、1月に皇居でお会いした時は「右足の甲が痛く、疲労骨折の疑いがある」と言っていたので心配していましたが、それでも2時間48分で走るというケガしても本番に合わせてくる強さ、速さを兼ね揃えた大矢さんは令和になっても健在です。来年はついに別大、還暦サブスリーに期待です。

2番手は三輪さん。2時間56分8秒。三輪さんといえば2時間40分台が常連のイメージですが、ここ最近は本人曰く、仕事が忙しくて練習も全然できていない状態だったとのこと。大矢さん曰く、「2時間40分台クラスだといくつかまとまった集団ができるので良いペースメーカー状態になる」と言っていましたが、三輪さんはいつも集団にならず単独走が多いと言っていた中、今回は前半うまく集団に入れており、ハーフまでの5kmは19分〜19分30秒前後で走っていましたが、後半は基本イーブンまたは1分ほどの誤差で走る三輪さんにしては珍しく、21分〜23分台まで落ちる展開に。それでも2時間56分台で千代田2位につけるのは、さすがエリートランナーの経験です。昨年は長年1位を守った大矢さんに勝ちましたが、今年は大矢さんに1位を明け渡したので来年は再びリベンジマッチに期待です。

3番手は山ちゃん。2時間56分58秒!!自身初の2年連続別大サブスリー、そして公約通り平成最後も令和最初もサブスリーを達成!!今シーズンは昨年11月までは順調だったものの12月の奥多摩駅伝、忘年駅伝の自己ワースト記録という大失速と昨年同様月間250kmを12月〜1月に走り込んでも昨年ほど練習でタイムが上がらないため不安の中で迎えた別大でした。

しかしスタートから5km19分38秒で通過し、体感速度よりも速いタイムに自分でも驚き、タイムを落とそうとしても15kmを59分台で通過するという速さで逆に焦る。15kmで健介さんを見つけて一度抜くも、すぐに抜き返され、そのまま200m以上離されていき、20km地点で当日朝に東京から応援に来てくれた松本さん、佐藤勉さんの2回目の応援を受けて手を振るも勉さんが撮影した写真では既に顎が上がっている状態。(1回目の応援は5km地点で、ここでも元気に手を振る)。それでも自分は自分と言い聞かせて、ハーフを1時間24分台で順調に通過したが、22kmぐらいから何となく身体が重く感じ、不安が募るまま、ただ足を前に進め海沿いのバンクがある道を抜けて大分市街地へ。29km過ぎの弁天大橋の下り坂、しのぶちゃん、香織ちゃん、池田さんが待つ応援隊にも「辛い」と叫んで通過。しかし30kmで手元の時計を見ると2時間2分。不思議とkm4分5秒前後で走れており、自己ベストの2014年や返り咲いた昨年とほぼ同じタイム。普通は身体が辛くて気持ちも切れるのが、逆に気持ちは切れかかっているのに足が割と平気という矛盾状態に・・・。むしろそっちの方が辛い・・・と思いながら、ひたすら足を進めると33km地点で健介さんを再び発見。背中を触り、「先に行ってくれ」と言われ、そのまま走る。「歩きたいなぁ」と思うが31km〜35kmもkm4分30秒前後で通過。35kmを2時間24分台で走り、昨年よりもタイムが3分速い。35.5km過ぎ、右手にTBSの車が並走しているのが見え、その後すぐにパラリンピック女子内定選手の世界記録保持者、道下美里選手が見え、きれいなステップで伴走者と共に抜き去っていった。(このシーンが20秒ほどTBSのテレビで思いっきり映っていました)。思ったより速く走れているが、頭もボーっとしていて、ただ36km、37kmと書かれるボードを目指してひたすら走る。37km地点で時計は2時間33分。残り5km。この瞬間、「歩きたい」から「km5分で走ってもサブスリーできる。なら、やったるでぇ!!」とスイッチが変わり、大失速を恐れ、今のペースを維持して走る走る。小さな橋をくだって左に曲がり、800m近く走って右に曲がり大分市街地の民家やビルを抜けて、2km先を左に曲がり、500m先を右に曲がる。かつて失速して歩いた時の景色を思い出しながら「今年もいける」と自分に言い聞かせて、40km地点、トンネルを抜けて時計を見ると2時間46分から47分になったばかり。昨年はギリギリで焦ったけど今年はこの時点で「サブスリーは間違いない」と確信!!最後、右に曲がれば2回目の応援隊が待つ土手へ。41km地点、千代田の旗としのぶちゃん、香織ちゃんが見えて余裕のガッツポーズと投げキッスをして通過すると香織ちゃんが「三輪さんを抜かなきゃダメ、サブスリーできないよ」と叱咤激励。「いやいや残り1km9分(その時点で2時間51分)かかんないし」と思いながら「ん?三輪さん?なんで?」と思い、陸上競技場へ。サブスリーは間違いないので、あとは、どのタイムで終わるかが焦点に。いつもトラックで待って声援を送ってくれる三輪さんがいないなあと思いながら、昨年のようなギリギリのスパートは今年は出せず、トラックをイーブンペースで走り抜け、最後は1週間前の大阪国際女子マラソンで参加記録を突破した松田瑞生選手の真似をして右手を胸にあてて拳を振り上げ、ガッツポーズ!!ギリギリ2時間56分台でフィニッシュしました。ゴール後、すぐに三輪さんがいたので昨年同様二人で抱き合い、健闘を讃え合いました。僅か50秒差であることに気づかず、もう少しで三輪さんに勝てたと思ったのと順位が三輪さんが3桁で自分は4桁だったので、来年は三輪さんを抜くことに挑みたいと思います。

4番手は渡辺健介さん。2時間59分00秒。2017年の別大初参加で自己ベストの2時間53分を出して以降、2018年は年末年始の東海道ランで足を痛め、2019年はまさかの大失速で2年連続サブスリー失敗。その間、防府や岩手でサブスリーしているのですが「別大の借りは別大でしか返せない」と人一倍今年の別大に賭ける意気込みは違いました・・・が、昨年夏から不調気味で貧血の可能性か原因不明の失速が続いていたので年末の人間ドックを受診した結果、「貧血&内臓要精密検査」の判定が出たので、山ちゃん同様、不安の中のレースになりました。シューズも噂のナイキ「ヴェイパーフライNEXT %」を装着。そして昨年からタイムトライアル、箱根合宿でも使用した「ゴープロ(カメラ)」をなんと今回、別大でもつけて出走!!なかなかこの緊張感ある大会にカメラをつけて走るランナーはいませんが、結果として臨場感ある映像が42.195km全てとれました。(山ちゃんが2回抜くシーンもバッチリ映っていました)。スタートから30kmまで、5km換算は山ちゃんとほぼ同じタイムで、誤差10〜20秒で山ちゃんより前を走っていたが、本人曰く30kmからが辛くなり、昨年慣れないナイキヴェイパーフライでまさかの大失速したのが今年も出たか、ふくらはぎの筋肉疲労と足の裏が痛くなり、さらに実験を兼ねて靴下を履かずに走ったので足の爪、周囲の皮膚が擦れて血染めのナイキヴェイパーフライ状態に・・・さらに空腹も加わり苦しい残り10kmを走る走る。それでも41km地点でサブスリーを確信すると応援隊に余裕のガッツポーズをして陸上競技場へ。最後は2時間59分とギリギリで、3年ぶりの別大サブスリーに返り咲きました。

5番手は内垣さん。3時間7分50秒。初の別大は前日から温泉や観光を無理しない程度に満喫して、緊張感あるレースを楽しみながら臨みました。本人曰く最初のハーフを通過した時点でサブスリーは無理だろうと思っていたようですが、全体通して21分〜23分と大失速もせずに軽快に走り、最後の2.195kmのタイム9分36秒は、大矢さんに次ぐ速さで、最後のトラックもちょうど山ちゃんがゴールしてから着替えに向かう途中で見つけると笑顔で走り抜け、いつも別大マラソンの朝はごはん食べる時点から緊張で無口になる山ちゃんと違い、本当に別大デビュー戦を楽しんでいるような走りでゴールしました。

6番手は山崎くん。3時間15分12秒。前からお誘いしていて、仕事や他レースでなかなか参加できませんでしたが、記念すべき令和に別大デビューを飾りました。本人曰く、仕事等で練習できていないのでサブスリーは厳しいと言っていた通り、今回は参加することを前提に走ったようで、ハーフを1時間32分で通過するも後半は失速し、35kmからは28分と歩いてしまいました。仕事も翌日あるということで、そのまま日帰りで帰ったのですが、また来年以降参加してほしいと思います。

最後は安納さん。3時間27分16秒。実は徳山さん同様、年末に自転車事故を起こしていて、顔面を強打。自力で病院に行けたものの唇を縫ったり、前歯が抜ける大ケガをしていたので、今回は完走が目標として臨みました。前半は23分台で走り、後半はさすがの強靭な足腰を持つ山男もケガの影響もあり26分台と失速。それでもしっかり3時間27分台でゴールして完走できるのはさすがです。来年はぜひ万全の状態で参加できるよう、まずは治療に専念してトレーニングしていきましょう。

今年も名カメラマン池田さん、山田香織さん、大日方応援隊長の常連組3名に今回は2年ぶりに松本勇さんが初めて来る佐藤勉さんと一緒に遠路遥々、別府に来ていただき、熱い素晴らしい大応援と写真、動画撮影していただきました。(感謝感激雨嵐!!)特に今年も千代田の旗の影響で、TBSテレビに映り、他の応援隊から声をかけられる等、九州から千代田走友会を全国発信する応援になりました。

今年の撮影ポイントは例年と同じく
(1)30km手前の弁天大橋の下り坂ふもと
(2)残り1kmの陸上競技場入る手前の川沿いの道
の2か所で2年連続2ヶ所とも全員をレンズに収めることができました。

また、それ以外にも松本さんと佐藤さん、そしていつも宿泊するホテルエールスタッフが

(3)5kmの別府駅商業施設トキワ前

(4)20kmのホテルエール前

でフラッグ応援や写真撮影をしてくれました。

大応援の効果もあり、別大サブスリーが4人も出るのは2011年以来9年ぶりの快挙です!!

また、この大会でサリ選手が大会新記録の2時間8分1秒、吉田祐也選手が学生かつデビュー戦歴代2位の2時間8分30秒、道下選手が視覚障害女子世界新記録の2時間54分22秒をマークする記録ラッシュの大会になりました。

そして、招待選手や実業団だけでなく市民ランナーもナイキヴェイパーフライ率の高さに脱帽。どこ見てもピンク、ピンク、ピンク。

打上げは、9名で今年は、前年までと違い香織ちゃんセレクトの別の居酒屋で、関サバ、豊後牛、とり天、団子汁、焼酎等を堪能し、〆は高級ジェラート、その他各地温泉につかり2021年の大会参加を再び誓い合いました。

今年も同大会は、制限時間3時間30分であり、約1200人が完走できない厳しい高速レースとなったが、年々参加人数を増やす傾向にあり、昔テレビで見た同大会が憧れから参加に変わるモチベーション向上として、そして応援する側も力が入る、まさにエリートランナーの登竜門。
それだけ世界観が変わるレース!!参加することに価値のある大会!!
千代田で資格のあるメンバーは、現時点で約17人ほど。他大会もあり、また別大までクリック戦争になる人気の過熱ぶりはすさまじく、エントリーが難しいが来年の2021別大は念願の史上最多の2桁人数で千代田ブルーを別府になびかせたい。

(今年もホテル、打ち上げともに好評価をいただけました。来年もよろしくお願い致します。)

【出場者、応援者インタビュー】

大矢:「右足甲のケガも和らぐので、初めてナイキのヴェイパーフライを着用し道具に頼ってみた結果、最初の前半はシューズの反発が凄く、飛び過ぎて止まらない速さで、1月の赤羽ハーフよりも速いタイムで通過したので、これは後半つぶれると思ったら案の定、後半失速して前半と後半のタイム差が想定よりも上回ってしまった。これで61回連続サブスリー更新、来年は還暦サブスリー目指します。」

三輪:「仕事も忙しく、恥ずかしながら月間100kmも走れていない状態だったので、35km以降は足もつって、今まで一番辛い別大でした。最後はサブスリーできれば良い、完走できれば良いとただただ思ったので、2時間56分で走れたことは本当に良かった。」

山田(隼):「公約通り、2年連続、平成最後、令和最初もサブスリーできました。前回2年連続を狙った2015年は、ケガをした影響を恐れて前半飛ばしすぎて30kmから初めて歩いてしまった屈辱のレースであり、かつ今回は苦手な暑いフルマラソンで、本番に弱い山ちゃんの色々なプレッシャーを跳ね返して2年連続別大サブスリーは大きな意味を持つと思います。2時間56分台は6年ぶり。気持ちは、ほぼ切れていたけれど身体がいうことを聞かずに、ただ前を走ってくれたので、よく30kmからあまり失速せずにゴールでできたと不思議でなりませんが、唯一考えられるのは、やはり日々の食事。昨年同様、香織ちゃんができる限り、ごはんを作ってくれたこと。今年は香織ちゃんも仕事量を増やしていたので「あまりごはん作れなかったから、サブスリーできなかったらごめんね」と言われていました。でも独身時代みたいにケガして体重を増やさないために食べる量を減らしたり、外食に頼った生活とは違い、「スーパーで買う素材を使って家で調理する」→「食べたものが身体をつくる」という点を結婚以来2年半続けているからこそ、しっかりエネルギーが身体に浸透して、後半も失速しなかったと実感しています。ということは来年は、もう少し速く走れるかな!?夫婦二人三脚の別大ストーリーは、令和になっても続きます。今年も現地だけでなく皇居や三幸苑からの応援ありがとうございました。」

渡辺:「レース1週間前に健康診断の結果が届き、動揺してるような、不調の原因が分かってホッとしたような、そんな微妙な心理状態で1週間を過ごしましたが、年末年始はゆっくりできたし、適度にトレーニングも積めた。それに、年明け後はストレスの元凶である仕事も少しずつ慣れて、内臓も良くなってきた感覚があったので、どこか期待感を持ちつつスタートを迎えることができました。残り10kmは燃費も悪く、本当にやばかった・・・。でも応援してくれる人にもこれ以上格好悪いところは見せられないと何とか意地でkm4:40前後にしがみつくような走りでフィニッシュできました。正直、初めてサブスリーした時よりもしんどかったです。皆さん、辛い時も応援してくださり、励まして下さり、ありがとうございました!!仲間で走って飲むのはやっぱり楽しい!!どん底から這い上がる支えになりました。これからもサブ2時間50分目指して頑張ります!」

内垣:「ただただ、この別大というエリートランナーの大会に出られたことを誇らしく思います。つくばマラソンで初サブスリー後、より速く走るために練習方法を見直して肉体改造したのですが、結果としてうまくいかなかったので、また改善していきたいと思います。別府の街もとても気に入りました。来年も出たいと思います。」

山崎:「仕事等で忙しく、練習もできていないため、km4分10〜20秒ペースで走れれば良いと思っていましたが、後半はとても辛かったです。また機会があれば参加したいと思います。」

安納:「自転車事故でケガをしたので今回は完走が目標だったので完走できてホッとしています。来年は頑張ります。」

池田:「本当にこの大会は緊張感あり、気持ちが高ぶる素晴らしい大会です。今年もそんな素晴らしい千代田の皆さんをファインダーに収めることができました。来年は分からないといつも言っていますが、身体が元気な限り、必ず行きますよ。」

大日方:「今年は早めに別府入りして色々まわり、受付のビーコンプラザにも初めて行きました。アットホームな良い場所でした。応援はホテルからスタート地点まで4km、スタート後は弁天大橋まで9km走っていき、ランナーと同じ目線を経験してみました。健介〜ガッツポーズしている余裕があるなら、真面目に走れー!!」

山田(香):「29kmの弁天大橋は2時間15分頃に通過しないと41kmの応援に間に合わないのですが、安納さんをギリギリ応援できたので今年も全員2ヶ所で応援できました。選手の皆さん、お疲れ様でした。私は、あまりタイムにこだわることにさほど興味がなく、ただ一生懸命走り切ることに心打たれますが、今回は三輪さん、主人、健介さんが41km地点で本当に近い間隔で走っていて、サブスリーという記録を目指す皆さんの気持ちがとても伝わってきました。主人は、前から失速することをよく言っていたので、残り時間に余裕があっても失速を心配して三輪さんを目指しなさいと言いました。主人も食事の重要性が分かってきているようですが、千代田の別大組は前日もいっぱい食べてエネルギー補給しているのに主人は、そこまで食べないので、まだまだ自分で食事マネジメントをする意識が低いと思います。今後も主人が記録を更新したいなら「ちゃんと家でごはん」を心がけたいと思います。」

松本「2年ぶりに応援に来ました。選手の皆さん、お疲れ様でした。最近はタイムトライアルでも速く走れていないので、なかなか速い皆さんの顔を拝見できないのですが、今日は皆さんの素晴らしい走りを見ることができて本当に良かったです。」

佐藤勉さん「約20年ぶりに別府に来ました。昔は陸上競技場からスタートして陸上競技場で終わる別大マラソンのイメージが強かったので、今のコースも初めて知りました。国道を止めて走る制限時間の厳しいこのレースを見ることができて本当に良かったです。来年も予定が無ければ、また行きたいと思います。選手の皆さんお疲れさまでした。」

来年も山ちゃん2021別大ツアー実施期待!!

文責:山ちゃん
応援:池田、大日方、山田(香)、松本(勇)、佐藤(勉)
写真:池田、山田(香)

 皆さんお疲れさまでした。 一覧へ戻る