エリートランナー登竜門の「第64回別府大分毎日マラソン」が今年も開催された。
今年は世界選手権代表選考レースとあって多数の報道陣。また市民ランナーのレベルが上がっている影響で、カテゴリー3(3時間30分以内)が先着1,000名にも拘らず、カテゴリー2(3時間以内)の人数が増え、史上最多の3,745名が参加した。昨年「2015年は、より多くの人数で別府湾に千代田ブルーをなびかせたい」と報告して、夏から参加を促した効果(?)もあり4年ぶりに8名が出場、前夜の決起会も酒を我慢しながら大いに盛り上がった。(門脇さんは残念ながらインフルエンザでDNS)
気温7〜9度、晴れ、風もさほど強くなく、マラソンにはもってこいのコンディション。
大泉くんがみんなの期待に応え、若干20歳で初サブスリー達成!!
大矢さんはケガもちとのことでしたが、それでもサブスリーで抜群の安定感。
私の友人、安納さんも安定した走りでサブスリー。大矢さんとピッタリ同タイムでした。
調子が悪いと言っていた岩松さん、植木さんも3時間1桁台と不安を払拭。
山田は大失敗レース。自己新ペースも28kmで突然足が止まり、3時間12分と企画者がまさかの敗北。しかしスタート地点でテレビにバッチリ映っていました。
練習不足で嘆いていた粟野さんは無事に完走。
渋谷さんは、坐骨神経痛と闘いながら、昨年の30km関門を超えて、あと一息でしたが、40km関門で惜しくも突破ならず。
衛門さんは、40kmで足を負傷して関門突破ならず。
当日は名カメラマン池田さんが遠路遥々、遠征に同行して素晴らしい応援と撮影をしていただきました。(感謝感謝!!)
今年も同大会は、制限時間3時間30分であり、約1,100人が完走できない厳しい高速レースになりました。初参加組は、折り返し後の数十分後に反対車線の交通規制が解除されており、3時間30分以内の資格を持つ強者が迫ってくる収容車の恐怖と闘うという普段経験できない高速レースにハラハラしていたようです。
でもそれだけ世界観が変わるレース、参加すること自体に意味がある。
資格のあるメンバーは、約25人ほど。来年は2桁人数で千代田ブルーを別府になびかせたい。
(弾丸ツアーの出場者がほとんどでしたが、皆さん、地元のとり天、地獄蒸しプリン、かぼすを食し、温泉も堪能しました。)
【出場者、応援者インタビュー】
大泉:「新年会で別大サブ3を達成すると宣言してしまった手前、正直ホッとしています。千代田に入らなかったら今日の喜びは絶対に無かったと思います。応援ありがとうございました!!」
岩松:「前半1km4分15秒のペースでも余裕があり、久しぶりに気持ちのいい走りができ、走る楽しさを思い出しました。後半は大幅にペースダウンも前半無理に落とさずに良かった。」
植木:「最近調子が悪かったですが、3時間1ケタ台のタイムで良かった。」
山田:「28kmまで1時間50分ペースで、2時間40分台の自己ベスト更新??のはずが、突然足が重くなり、吐き気に襲われ、完走に切り替え、何とか3時間12分台。フルマラソンは難しく、奥が深い。来年リベンジです。」
粟野:「昨年古河以来フル走ってなかったから心配でしたが、収容車に拾われずに完走できて良かった。」
渋谷:「40km関門で数秒遅れました。4日前には走るのを諦めて応援にまわろうと思っていたくらいでしたからこんなコンディションで走れて自分でもびっくりです」
衛門:「40kmで膝がダメになりました。バンクがきつく膝に難ありのランナーにはきつく感じる。雰囲気は最高で参加することに意義ある大会。資格のある方は、来年検討してみて下さい。」
池田:「千代田の参加選手の熱気あふれる走りに圧倒されました。良い意味での切磋琢磨の花が満開したと言えるとても良いチームワークの勝利。写真を撮っていて、こんなに気持ちが高ぶったことは久しぶりでした。来年もどんどん出ましょう。」
来年も山田 別大ツアー実施期待!!
文責:山田
写真:池田、衛門、大泉、山田
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