別府大分毎日マラソン第65回記念大会 一覧へ戻る
2016/2/7/日曜日
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エリートランナー登竜門の「第65回別府大分毎日マラソン」が今年も開催された。

今年は視覚障害者のリオ五輪選考レースも兼ねており、TBSテレビも従来の2時間20分から3時間20分と中継放送を拡大し、現地の報道陣も例年より多かった。また市民ランナーのレベルが昨年よりさらに上がり、カテゴリー3(3時間30分以内)が先着1,000名にも拘らず、カテゴリー2(3時間未満)の人数が増え、史上最多の3,915名の参加と盛り上がりを見せた。
今年、別府に千代田ブルーをなびかせたメンバーは、ベテランながら初出場4名を含む8名が出場、前夜の決起会は、加藤さんの仲間も交えた10名で、高比良さん以外酒を我慢し(笑)自己ベストと完走を誓い合った。

気温7〜9度、晴れ、風はややありのコンディション。さらに今年は6年ぶりの新コースでタイムが出やすいとか(?)
今回のMVPは、粟野さん!!グロスは3時間00分14秒ですが、スタートロスを外すと悲願のサブスリー達成!!
大矢さんは、昨年と違いケガもなく万全の状態で臨み、2時間45分台と惚れ惚れする速さ。
安納さんは、前日からの大分名物を食い倒し、重い体になったもののあまり失速せず、サブスリーを2年連続達成。
山田は、昨年のケガ防止で1ヶ月間膝裏に温湿布を貼り、大会では初めて携帯食を持参し、後半の失速防止を計算したが・・・・・・30kmまでサブスリーペースも32kmから足が重くなり、35km〜40kmはジョギングのようなスピードで27分もかかり、3時間6分33秒と2年連続サブスリー失敗。エリート資格のカテゴリー2を失効してしまった!!

別大初参加1番手は、兎川さん!!久しぶりにケガなく臨んだフルマラソンで3時間14分と調子が戻ってきた。
続いては高比良さん・加藤さんの60代コンビ。高比良さんは、大会3日前に肉離れ、加藤さんは、8km地点でハムストリングスがつりかかるアクシデントになりながらも無事に制限時間内に完走して、来年の出場権を獲得。
最後は島根県から車で来た門脇さん。昨年はインフルエンザでDNSのアクシデントも今年はしっかり出場!!3時間29分とグロスできっちり制限時間内にフィニッシュした。

今年も名カメラマン池田さんが遠路遥々、遠征に帯同して素晴らしい応援と撮影をしていただきました。(感謝感激雨あられ!!)今年はコース変更により、撮影ポイントは
(1)30km地点(昨年は28km)の弁天大橋の下り坂ふもと
(2)残り1kmの陸上競技場入る手前の川沿いの道
の2か所となり、40km関門に引っかかると2つ目の撮影ができないことから、前夜祭では皆で必ず池田さんに2回会うことを約束した効果もあり、4年ぶりに千代田走友会でリタイアなしの全員完走を果たしました!!

打上げは、別府近くの居酒屋で、とり天や鍋を堪能し、温泉につかり2017年の大会参加を再び誓い合った。

今年も同大会は、制限時間3時間30分であり、約900人が完走できない厳しい高速レースとなったが、初参加組は、このエリートランナーならではの大会に大変満足したようで来年も出たいとのこと。
それだけ世界観が変わるレース!!参加することに価値のある大会!!
千代田で資格のあるメンバーは、現時点で約20人ほど。来年こそは史上最多の2桁人数で千代田ブルーを別府になびかせたい。

【出場者、応援者インタビュー】

大矢:「昨年のケガの影響で春〜夏まで安静にして秋から練習再開したので、2時間45分台のタイムが出ましたが、それでも4ヶ月間何もしないと感覚を取り戻すのは難しい。」

安納:「今回は楽しむという目標通り、周りをキョロキョロしつつ、楽しいなぁと言いながら走りました。食べ過ぎで消化されぬままスタートして、予定したペースより徐々に遅れていき、ハーフを越えた辺りから時計を見ることをやめ感覚だけで走りました。呼吸は楽なのに追い込めず、最後何とかサブ3をと思いペースを上げられました。エリートが集まる大会だけあって、結果以上に得たものがあった大会でした。」

粟野:「秋から本格的に練習しましたが、サブスリーってこんなにしんどいのか!?と思うほど辛かった。でも37〜38km地点で山ちゃんを見つけて、もしかしたら行けるかも!?と元気が出ました。おかげでサブスリー達成できました!!」

山田:「25kmまでは想定通り、30kmまで許容範囲、しかし32km以降は歩かなかったもののジョギング状態に。35kmで安納さんに抜かれ、37〜38kmで粟野さんに抜かれ、ここで行ければまだサブスリーと思うも足が力強く前に出ない・・・残り1kmで時計が3時間になった瞬間、終わった・・・と天を仰ぎました。来年はカテゴリ3に落ちてしまいましたが、この悔しさをバネに1年間しっかり練習を見直して考えていきたい!!」

兎川:「補給食も無く、沿道の給水をもらうのも禁止と国際レベルの大会を体験できて良いレースでした。このような厳しいレースがもっとあれば良いなと思う大会でした。」

高比良:「別大に出られるなんて夢にも思っていなかった。肉離れもあったが何とか制限時間内にゴールできてよかった。還暦サブスリーは難しいけど来年の別大も出ます!!」

加藤:「別大には魔物が住んでいる!?わずか8kmでハムストリングスがつりかかり、後はいかにつらさずに3時間30分以内で走りきるかの闘いでしたが何とか間に合いました!!別大は病みつきになりそうです。」

門脇:「かつて宗選手と瀬古選手が激しく争った大会に出られることに感激でした。前夜祭で1km5分換算でも関門突破は厳しいということだったので不安でしたが何とかギリギリ間に合いました!!」

池田:「41km地点で全員の写真を撮影でき、リタイア0。今年も写真を撮りながら気持ちが高ぶり、素晴らしい大会でした。」

来年も山田 別大ツアー実施期待!!
文責:山田
写真:池田、安納、加藤、山田

★ ゴールタイム順です
氏名 タイム(G) 総合順位 種目名
 大矢 敏夫 2:45:17 344/2854 男子
 安納 信博 2:58:47 1073/2854
 粟野 剛 3:00:14 1207/2854
 山田 隼 3:06:33 1464/2854
 兎川 道成 3:14:13 1881/2854
 高比良 邦宏 3:27:18 2629/2854
 加藤 寿男 3:27:48 2655/2854
 門脇 孝 3:29:22 2755/2854
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高比良 大矢
山田 安納
粟野 大矢
安納 粟野
山田 加藤
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