第23回東日本年齢別駅伝大会
  第29回皇居レディース駅伝大会
2019.5.19(日)
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【第23回東日本年齢別駅伝、29回レディース駅伝】
「令和」最初の皇居三大駅伝は、第23回東日本年齢別駅伝、29回レディース駅伝から。最高気温25度の暑さ、かつ清麻呂像は迂回コースの過酷な駅伝となりました。また当日はいわて奥州きらめきマラソン、柴又100k、武甲山トレイル、佐渡ロングライドと様々なジャンルの大会と重なり、メンバー集めに苦慮しながらも5チームの参加ができました。参加いただいたランナーの方々、そしてサポーターの皆さま、本当にありがとうございました。

【千代田ヤングエリート(1部一般の部)】
山田隼→三輪芳和→山崎裕太→大門聖和(1時間13分53秒:平均18分28秒)
・5年連続入賞の4位を果たし、そうめんをGET!!しました。
・千代田入会以降、この駅伝は初参加から7回連続1区の山ちゃんは、いつものロケットスタートで最初の1kmまでは1位をキープ。(スタートは写真映えしています。)、1km3分15秒で進み、中盤中だるみが出たものの半蔵門からの下りで加速し、17分45秒で5位。今大会千代田で唯一の17分台を出し、気温に関係なく安定した走りを見せました。続く2区は、18回目の1〜2区黄金コンビである三輪さん。前日の別の皇居駅伝で18分20秒、かつ当日10時24分発の東京駅を出る新幹線で富山出張というコンディション、そして暑さもあり、18分48秒と本調子では無かったものの1人抜いて2人抜かれて6位表彰台ラインをキープ。3区は1年ぶりに登場の山崎くん。マラソンシーズンが終わり、3月以降は仕事で月間100kmも走れていないという中で18分19秒とこちらも本調子では無いものの2人抜いて4位に順位を上げてくれました。そして最後は大門くん。諸事情で不参加となった杉浦さんの代走を快く引き受けてくれ、快走!!半蔵門からの下りが終わった後の中だるみを解消すべく、山ちゃんが最高裁判所付近で待ち、下って来た大門くんを前から引っ張りました。結果は18分58秒で4位をキープ!!

・2年ぶりに4人全員18分台以内で走ってくれました。そして山ちゃん三輪さんの1〜2区黄金コンビは、これで18回全て、いまだに入賞を守っています。

【千代田ベテランエリート(2部年齢別の部)】
塩田政晴→池嶌勝利→山梨力→岩切祐樹(1時間17分38秒:平均19分24秒)
・前回千代田史上初の年齢別2位となったベテランエリート、メンバーも半分入れ替わりましたが、4年連続入賞の6位を果たし、こちらもそうめんをGET!!しました。

・年齢別の部の1区(60代以上)初となる塩田さんが満を持して登場!!前日までマニラ4日間出張で暴飲暴食により体重が5kg(?)も増えてしまったと言いますが、それでも19分8秒と年齢別2位でスタート!!他の60代を寄せ付けません。2区は初のエリートに抜擢された池嶌さん。今回山田監督から各チームや個々にミッションタイムを連絡しており、割と厳しめの設定にしていましたが唯一このミッションをクリアしたのが池嶌さんだけでした。今大会の千代田MVPにふさわしい19分21秒の快走!!タイムトライアル、皇居三大駅伝含め皇居1周の自己ベストを出しました!!清麻呂像迂回コースだったため、実際は19分10秒台だったと思います。今年55歳になっても進化する池嶌さん、翌週の黒部名水マラソン、6月のサロマウルトラも頑張ってください!!3区は昨年の同大会で初の5km19分台を出した山梨力さんがエリートメンバーに抜擢!!花粉症も治りかけ、同い年の池嶌さんの熱い襷を受けて力走しましたが、やはり暑さにやられたか20分16秒と本人としては不本意なタイムでしたがそれでも過去の山梨さんの平均タイムなので暑くてもこのタイムで走れるということは進化している証拠です。これから本格的に来る暑さ対策がタイムトライアルにも活きてきます。最後は年齢別エリートお馴染みの4区アンカー岩切さん。暑いのが苦手な岩切さんにとって今回の暑さは応えたようで珍しく18分53秒でゴール!!それでも6位入賞を守り切りました。しかし1区の暑さに強い塩田さんからは「1分も遅いやないか!!」と厳しい叱責。確かに昨年の同大会では自身高校生以来30年ぶりに17分台を出したので気温は関係ないか!?

・同世代のタイムが激戦の40代後半〜50代、さらに切磋琢磨して来年は再び2位以上を目指しましょう!!

【千代田エリート19(2部年齢別の部)】
松本晃→藤原毅→泉貴之→水名口信博(1時間23分55秒:平均20分58秒)
・サムさん(岩崎さん)発足の19分59秒の会が今回年齢別の部で登場(サムさんは別チームで登場)!!平均19分台を出してほしい、そして奥多摩駅伝選考の激しい争いを勝ち抜いてほしいという山田監督の思いで結成!!個々のタイムは本人たちでは納得できなかったものの全体結果は10位とエリート以外のチームでは2年連続トップ10入りを果たしました。

・1区の松本さんは女子1区の篠原さんに負けてはならないと今までで一番というくらいのプレッシャーの中、なんと竹橋の2km過ぎまで、松本さんvsサムさんvs篠原さんの三つ巴の争いになる抜きつ抜かれつのデッドヒート!!竹橋にいた千代田応援隊も応援しがいのある白熱の争いになりました。しかし、ここは男60代の経験と意地、半蔵門あたりから徐々に引き離し、篠原さんに18秒差をつけて20分19秒の11位で三つ巴の争いを制しました。2区はこちらも経験豊富な藤原さん、「女子に負けない」を合言葉に石川さんと争います。しかし1km付近で石川さんに抜かれ、「あぁ・・・」と思ったのも束の間、清麻呂像〜竹橋の2km付近で辛そうな顔をする石川さんを見て、「もしやこれは・・・」とこちらも男50代の経験と意地で石川さんに貼りつき、徐々に引き離して20分56秒で11位をキープ!!3区は5月のタイムトライアルで自己ベストタイ記録を出し、奥多摩駅伝選考の頭1つ抜けそうな泉さん。しかし、暑さにやられたか途中で失速、それでも必死に順位を死守し、タイムもギリギリ20分台をキープしました。そして最後は水名口さん。デビュー戦のタイムトライアル20分00秒から、なかなか更新できず、本人初の19分台を皆が見守る中、仕事繁忙で1週間全く走れず、かつ暑さもあり、本人曰く「頑張れなかった・・・」と自己ワーストの21分41秒。それでも1人抜いて10位と2年連続トップ10に滑り込みました!!

・女子チームとの決戦になったエリート19、なんとか女子に勝ち合言葉の公約は守りましたが、打ち上げではエリート組や応援組から厳しい叱責!!塩田さんからは「エリート19ではなく、エリート20で名前負けしとるやないか」、久米さんからは「駅伝1週間前に練習できていないのはいけない。練習は嘘つかない。」そして打ち上げの飲みに唯一全員参加していたこともあり、「飲みは皆勤、だれにも負けないチーム」と爆笑の渦に包まれました。

【千代田エリート60(2部年齢別の部)】
岩崎修→山梨洋→小山内純樹→安納信博(1時間28分55秒:平均22分13秒)
・「令和」になっても長生き健康素敵なランをということで、平均年齢が60を超えるマスターチームを今回結成!!

・最近、「19分59秒の会のタイム自体出せない」と言っていたサムさんが1区で登場!!竹橋まで松本さん、篠原さんとの三つ巴のデッド―ヒットを戦い、半蔵門付近では篠原さんと争い、惜しくも敗れたものの篠原さんの背中を追って追って20分49秒と健闘し、年齢別の部では松本さんに次ぐ12位で襷を繋ぎました。2区は昨年同大会で弟と共に自己ベストを出した山梨洋さん。しかしこちらも弟同様、暑さにやられたか思うような走りができず、23分55秒で通過。昨年旋風を巻き起こした山梨兄弟ですが、暑さ対策が壁を乗り越える鍵となりそうです。3区は69歳まもなく70歳を迎えるレジェンド小山内さん、奥多摩駅伝最多の24回出場、100m〜200kmまでこなすマルチな鉄人ランナーが2016年の内濠駅伝以来約3年半ぶりに皇居駅伝に出場。本人曰く「楽しく走る」と言いながら23分55秒で走り、順位をキープ!!池嶌さんに並ぶ今大会MVPの1人です。今回のチームの目玉で呼んだ甲斐があり、来てくれて本当に感謝です。久しぶりの走りを見ましたが、衰えることない走りに安心しました。山田監督の奥多摩駅伝出場記録を抜く目標の相手です。70歳になってもまだまだ走ってください。そして最後は4区安納さん。年内ドクターストップの金井さんの代走を務めてくれました。前週に越生100マイルトレニック大会に出ていたため、無理せず走ってもらう予定でしたが、女子チームのアンカーふーちゃん(柴田さん)を4分43秒で追いかけると何と半蔵門からの下り坂でふーちゃんを見つけ、ランナー魂に火がつき、下り坂が終わる辺りで抜き去り、20分16秒で大逆転フィニッシュ!!来年はヤングエリート復帰か年齢別エリートチームに初参加してほしいです。

【千代田レディースエリート(3部レディースの部)】
篠原ふみ→石川涼子→石井牧→柴田富久子(1時間29分20秒:平均22分19秒)
・前回千代田史上初のレディースの部2位となったレディースエリート!!今回は女子1チームのみで臨みました。ロンドン五輪の競泳の北島選手にあやかり、合言葉は「ふーちゃんを手ぶらで帰らせるわけにはいかない」!!長年千代田で活躍しながら皇居駅伝の表彰台に縁の無かったふーちゃんに表彰台をでチーム一丸となって挑みました!!
・1区は前回同大会で21分1秒という素晴らしいタイムで泉さんに競り勝ち皇居駅伝デビューを飾った篠原さん。タイムトライアルでもタイムを伸ばし続け、今回も竹橋まで千代田60代のエリート男性陣2名と三つ巴のデッドヒート!!松本さんに破れましたが、サムさんには勝ち、対男性陣との勝負は1勝1敗。3位で襷を繋ぎます。2区はこちらも14年ぶりに戻って来た石川さん。今年の内濠駅伝で優勝した若手1〜2区コンビが試合を動かし、1km過ぎで藤原さんを抜きますが、大会前に風邪で1週間走れなかった影響か、清麻呂〜竹橋付近で多少失速。「ああ、くそ〜」と何か呟いていたと藤原さんが言うように、どんな環境でも淡々と走る石川さんが珍しく辛い表情に。それでも1人抜き、20分54秒と決して悪いタイムではなく、2位で通過。3区はこちらも皇居1周20分台に突入し、フルマラソンも絶好調の石井さん。しかし暑さにやられたか本人としては不本意という22分25秒。1人抜かれて3位でふーちゃんに襷を繋ぎます。トライアスロン、ウルトラマラソンと過酷な環境でも走り切る鉄人ランナーふーちゃんでしたが、暑い中の短い距離のスピードレースという環はやはり過酷だったか、アンカーに高速ランナーを出してきた他チームと中盤から争いになり、最後は25分24秒での5位でフィニッシュ!!表彰台には届かなかったものの3年連続入賞を果たしました!!

・今回のレディースの部は非常に他チームも速いランナーを用意してきました。私の知っている方が数名しましたが、いずれもサブスリーランナーや3時間10分前後で走るランナーがいて、篠原さんでも石井さんでも3位だったことや昨年の同じタイムでも3〜4位に余裕で入れた大会が6位まで同じようなタイムになるハイレベルな戦いでした。逆にこの結果をバネにより頑張ってほしいです。やはり暑さが壁を超えるきっかけになりそうです。

今年は暑さにより池嶌さん以外が想定タイムより下がるか横ばいでしたが過酷な環境はどのチームやランナーも同じなので、今回も4位〜6位が1チームずつ、ほとんどが上位と結果としては満足でした。今年は年齢別が最多の3チームとベテラン組が激戦区で、女性チームがそれと肉薄する男女共に熾烈な戦いが「令和」になっても続きます。
また大会全体としても、この3年間で参加チーム数が50→73→今年は82と増え続けており、より一層激戦になっています。

これから過酷な夏に突入しますが、毎回言うように夏に走り込むと冬のシーズンは体が軽くタイムが伸びます。受験と同じ「夏(の練習)を制するものが冬(のマラソンシーズン)を制するのです!!」山ちゃん、塩田さんは夏でも安定した走りなので、ぜひぜひ参考にしましょう!!(意外と長距離走や早朝のスピード練習等、夏を工夫しながら走っています)

また2年連続5月開催となり当面5月開催になりそうな予感です。そのため従来5月開催だったバーベキューを別の月に変更してもらう中、また多くの別大会と競技が被る中、集金担当の森岡さん、買い出し担当の森建さん、菊原さん、金井さん、記録係の森千鶴さんと門間さんと久米さん、差し入れ担当の原田大輔さん、カメラマンの池田さんと大谷さんと香織ちゃん、そして多くのサポーターの皆様。今回も無事に大会を終えることができました。青年監督として心より御礼申し上げます!!

2019年の残りの駅伝は12月の奥多摩と忘年駅伝いずれも「令和」最初の駅伝です。
良い流れで来ているので、夏の練習をしっかり行い、OGC(奥多摩グランドチャンピオンシップ)がある方は、2019年9月まで、そして千代田全体としては2019年12月の本番に備えましょう!!

文責:山ちゃん
写真:池田、大谷、山田(香)、藤原

差し入れありがとうございました

池田(義)さん:紹興酒
柴田さん:お菓子(秩父の四季)
粟野(友)さん:つけもの各種
山岸さん:日本酒(浦霞)
大門さん:お菓子各種
篠原さん:キウイ、サクランボ
松井さん:たこ唐揚げせんべい
御菩薩木さん:塩辛せんべい、桜えびせんべい
渡邉(安)さん:ちー鱈
鈴木(康)さん:味付珍味
内海さん:お菓子(カントリーマアム)
泉さん:赤ワイン2本
山梨さん:塩あめ
スタート前 全員集合
アルバムを見る(118枚)  動画(11分18秒) ←クリック(要合言葉)
  1走 2走 3走 4走 合計
千代田ヤングエリート
(No.5)
※一般の部
(33チーム)
 名前
 区間タイム
 通算タイム
 区間順位
 通算順位
山田隼
0:17:45
0:17:45
5
5
三輪芳和
0:36:33
0:18:48
5
6
山崎裕太
0:54:55
0:18:22
4
4
大門聖和
1:13:53
0:18.58
4
4
4
千代田ベテランエリート
(No.53)
※年齢別の部
(31チーム)
 名前
 区間タイム
 通算タイム
 区間順位
 通算順位
塩田政晴
0:19:08
0:19:08
2
2
池嶌勝利
0:38:29
0:19:21
6
4
山梨力
0:58:45
0:20:16
9
5
岩切祐樹
1:17:38
0:18:53
6
6
6
千代田エリート19
(No.67)
※年齢別の部
(31チーム)
 名前
 区間タイム
 通算タイム
 区間順位
 通算順位
松本晃
0:20:19
0:20:19
11
11
藤原毅
0:41:15
0:20:56
14
11
泉貴之
1:02:14
0:20:59
13
11
水無口信博
1:23:55
0:21:41
16
10
10
千代田エリートマスター60
(No.75)
※年齢別の部
(31チーム)
 名前
 区間タイム
 通算タイム
 区間順位
 通算順位
岩崎修
0:20:49
0:20:49
12
12
山梨洋
0:44:44
0:23:55
21
18
小山内純樹
1:08:39
0:23:55
20
18
安納信博
1:28:55
0:20:16
11
17
17
千代田レディースエリート
No.104
※レディースの部
(14チーム)
 名前
 区間タイム
 通算タイム
 区間順位
 通算順位
篠原ふみ
0:20:37
0:20:37
3
3
石川涼子
0:41:31
0:20:54
3
2
石井牧
1:03:56
0:22:25
5
3
柴田富久子
1:29:20
0:26:55
8
5
5
皆さんお疲れさまでした。