記念すべき節目の第30回北海道マラソンには4人が参加。
山ちゃん、渡辺さん、金綱さんは大会前日、北海道に旅立った千代田の若きエース、大泉くん(壮ちゃん)と4か月ぶりに対面し、有名な「だるま」でジンギスカンを食べ決起会。
大会当日、気温は20度前後と昨年のような灼熱地獄にはならず、開始1分前からは恒例のTV塔の時計がカウントダウンを始める粋なスタート!!
山ちゃん、壮ちゃんはBブロックですぐにスタートでき、斜め前方に壮ちゃんを発見。個人的には夏のフルマラソンがどんなものか?安定したペースで走る壮ちゃんについていこうと思っていましたが、珍しく壮ちゃんが攻めの走り。最初の1kmを4分切り、5km20分切った段階で「いつもと違う」と感じて、自分のペースに切り替えました。
壮ちゃんは、冬にレースがない北海道では必然的に道マラが勝負レース。そのため、今年の東京マラソンで2時間50分を切れなかった悔しさから、7月に月間400km近く北の地で走り込み、今回は珍しく序盤から攻めの走り。
結果は、2時間50分43秒。中盤、一番辛い新川通りで25度近くまで上がった暑さのせいか、オーバーペースからか25km地点から失速。またも50分切りの壁の厚さを実感。
患者さんが手作りの横断幕で応援してくれたり、修業先の先生が応援しに来てくれて、目標には届かなかったものの走っていて楽しい大会とのこと。
8月の道マラサブスリーは、大矢さん以来の快挙ではないでしょうか!?おそるべし22歳です。
渡辺さんは2017年の別大参加がかかる一発勝負のレースで3時間15分52秒と参加資格を獲得しました。
3年半ぶりのフルマラソン、
前半のハイスピードに脚が耐えきれず30kmの壁に屈したものの、夏のこの大会でこのタイムは十分すぎます。千代田に入ってから毎月タイムトライアルの記録を1分ずつ更新し、7月は400km近く月間走り込んだ結果です。体調は万全でしたし、気候も恵まれていたので、本人はサブスリーを狙ったようですが、別大で達成するでしょう!!今回のレースでは速くなるためにトレーニング、装備、食事、補給、コース下調べ等、色んな工夫をした、この「工夫すること」の奥深さもランニングのおもしろいところと言っていました。
山ちゃんは、まさかの体調不良による自己ワースト、4時間8分33秒。
暑さを考慮して、前半は抑え、ハーフまで1時間29分と安定していましたが、22km過ぎ、突然、めまいと吐き気に襲われ、急停止!!少し歩いて回復するかと思いきや、走り始めると再び吐き気、そのうち歩くだけで吐き気が止まらず、10km直射日光浴びて歩く羽目に。その間、千代田や墨田ランナー仲間が後ろから声をかけてくれ、知らない人から氷をもらう等して凌ぎ、33kmから再び走り始めました。
時間は、もう関係ない。とりあえずゴールしなきゃの一心で戻ってきましたが、ゴール後、また気持ち悪くなり医務室へかけこみ、横になる始末。
40分もワースト記録更新になり、本当に辛いフルマラソンでした。夏の魔物がいる道マラでした。
金綱さんは、北オホーツクウルトラ完走もあり、コンディションが悪いといいながらも夏の道マラを4時間19分35秒で完走。
大会後は、壮ちゃんが北の大地で知り合った旭川のランニングクラブ「B.S.RUN」仲間6人を交えて、札幌駅前ビアガーデンで打ち上げを実施。
同クラブは、北オホーツクウルトラでもお会いしたメンバーがいたりと今後も壮ちゃんと共に交流関係がありそうです。
皆さんも夏のフルマラソンに挑戦してみてはいかがでしょうか。
文責:山ちゃん |