第84回記念 奥多摩渓谷駅伝競走大会 過去の記録 一覧へ戻る
2022/12/04/日曜日
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3年連続コロナ禍で、今年も男子2チーム、女子2チームとチーム数を減らして参加しましたが、選手、サポーター含め全員、大会当日まで感染もせずに出場でき、無事に完走しました。

女子Aチームは、1区が田中玲子、2区山岡利恵子、3区加藤里香で臨み、タイムは前年より19秒遅かったものの順位は7つあげました。

2年連続3回目の1区の田中さんがBチームの西山さんとの熾烈な争いを1秒差で制すると、山岡さんは過去4回全てを走った常連の2区を今年も走りますが、昨年の自己ベストとは反対に今回は自己ワーストで順位を落とします。しかし、それを救ったのが意外にも初出場のエース加藤里香!!昨年初の15分台の千代田記録をマークした石井牧さんの15分56秒を40秒も更新する15分16秒(5km20分5秒)という異次元の走りをマークしました。おめでとうございます!!石たった2年で3区の千代田記録が1分近くも更新することになり、14分台の壁が新しい目標になりました。さすがにこの記録は当面破られそうもありません。

累計タイムは47分16秒をマーク。3年ぶりの女子記録更新はなりませんでしたが5km換算で平均21分台の素晴らしい走りを見せてくれました。来年は4年ぶりに千代田ベストを更新しましょう!

女子Bチームは、1区西山亮子、2区平野佳子、3区高村あづさの新人とベテランの融合チームで臨みました。

1区西山さんは、こちらも意外にも初出場。Aチーム田中さんとのデッドヒートを演じ、1秒遅れで襷を繋ぎます。2区も初出場の平野さんですが、なんと2020年の石井牧さんの千代田記録に10秒まで迫る14分23秒(5km換算19分59秒)と快走で山岡さんと1分13秒差をつけてAチームを抜きます。平野さん曰く「皇居の記録は割とよくない」とのことですが経験豊富なだけにこれが本来の姿なのでしょう。3区は2年連続で新婚の高村さんが登場。Aチーム加藤さんに抜かれるも18分47秒(5km換算24分43秒)といつものリモートタイムアタックより速いタイムでゴールしました。

なお、この大会で女子の千代田歴代最多13回連続出場の柴田さんが体調不良で欠席し、連続出場が途絶えてしまいました。がタイムは健在なので、また2023年から新たな1ページを刻んでほしいです。またケガした御菩薩木さんの柴田さんに次ぐ2人目の10回出場は来年に持ち越しです。


男子はAチームが1区山田隼、2区大門聖和、3区井原康孝、4区青木英一、5区渡辺健介、6区田中博之で臨みました。岩切さんのケガによる代走田中さん出走がありましたが、3年続くwithコロナでも走り込んでいる人、走れていなくても経験豊富なメンバーを活かした配置にしたつもりです。

結果は1区山田隼が5km換算18分43秒と最近にしてはまずまずで襷を渡し、2区は選考時点で最も早かった大門くんを初起用。エース区間の上り坂を30分33秒(5km換算18分11秒)と好タイムをマークし、3区井原さんに繋ぎます。本人は下り希望でしたが今回のメンバーとしては3区上りを走り切れる選手不在で井原さんを起用。結果は26分47秒(5km換算20分17秒)とやはり苦手意識が出てしまったか!?でも井原さん以外を起用してもこのタイムを超えるのは難しかったと思います。4区は酒がやめられないと嘆く青木さん、余裕の下りを任せたはずが、高村さん曰く「調子悪そう、ヘロヘロに見えた」というように26分24秒(5km換算20分)とブレーキ。しかし、これを救ったのが選考締切後の10月リモートタイムアタックで5km17分33秒の自己ベストをマークした渡辺健介。得意の下り坂を鬼走りで進むと、恒例の年末年始の旅人走りの効果か最後の上りの難所も突破し、岩切さんが3回挑戦して崩せなかった2011年のハーストさんの30分29秒(5km換算18分9秒)の千代田記録の牙城を崩す29分41秒(5km換算17分40秒)をマーク、11年ぶりに5区区間新が出ました。おめでとうございます!!最後は、ケガした岩切さんの代走田中さん。調子が悪く当初は走る予定では無かったので大会までの残り1週間、悪あがきトレーニングして29分23秒(5km換算19分51秒)でゴール!!本人は全く納得していませんでしたが何とかリートAチームとして襷を繋ぎ切りました。


男子Bチームは1区池田憲一、2区山梨力、3区衛門利明、4区岩崎修、5区高村明男、6区粟野剛で臨みました。
1区は北海道マラソンのケガ次第で様子見だった池田さんを初出場1区という大役に抜擢しましたが、29分58秒(5km換算20分15秒)と役目を果たしてくれました。2区は山梨さん、Bチーム選考段階でケガの池田さんを除き一番タイムが速かったためエース区間の2区で起用。本人曰くいつも熱い思いを胸に走ってくれました。結果は36分50秒(5km換算21分55秒)と最長かつ上りの区間にやられた感じはありますが、これで高村さんに次ぐ史上2人目の全区間走破を7回目の出場で達成しました。2023年からは全区間走った経験を活かして適性やコンデイション見て判断したいと思います(本人は2区再挑戦することを期待しています)。3区は3年ぶりに出場の衛門さん、当初は参加を渋っていましたが4区でサムさんが走ることを聞き、サムさん出るなら走らなければいかん」と5回目の出場。30分30秒(5km換算23分6秒)ですが3区の上りを考慮すると良いタイムです。60代半ばでもトレーニングを積んでいます。その襷を記念すべき10回目の出場の70代サムさんこと岩崎修さんが受け、30分59秒(5km換算23分28秒)と好物の下り坂を使ってリモートタイムアタックよりも速いタイムをマーク。5区は全ての区間を知る男、高村さん。当初は4区候補でしたがタイムとの兼ね合いで4年ぶりに最長区間の5区で出走。結果は35分30秒(5km換算21分8秒)とここ1年では上位のタイムを出し、最後の上りで3人抜き、50m近く離されていた1人も捉えて2分で4人抜きのベテランの実力を見せて、粟野さんへ繋ぎます。ここ数年昔のように走り込めていないため、本人希望で6区になりましたが、32分23秒(5km換算21分53秒)と高村さんの意思を継ぎ、こちらもこの1年で上位タイムを出しました。


サポーター陣では、毎年、車内で点呼と集金を引き受けてくれた大谷真一、森岡章子さんをはじめ、写真の山田香織、大谷、池田義久、片山博一さん、記録の山岸一昭、森千鶴、佐藤勉、原田夫妻、徳山一、御菩薩木恵子、國貞博子、原あゆみさん、そして大門ママ、榊原麻理子、木村英俊さん、各サポーターが持ち場を確実にこなしていただきました。
今年も3回目のwithコロナで、1週間前からの検温、当日各区間の検温を必ず行い、問題ない選手とサポーターだけが規制エリアに入れるという厳重なルールの中、全員ご協力いただき、無事に完走できたこと、本当に感謝しております。

また今年は融資ではなく、3年ぶりに正式な打ち上げを行い、久しぶりに25名近いメンバーで反省会や仲間とのラントークができ、こちらも久しぶりの一体感を味わうことができました。

ありがとうございます。

さらに監督3年目の山田がコロナ禍で皇居に2年連続で1度しか行けず、メールとLINE、掲示板のみの連絡で対面の説明や話もできず、ご迷惑をおかけしましたが、ケガや風邪、コロナによる代走含め、選手のしっかりした体調管理と経験あるサポーターの連携プレーのおかげで、無事に大会に参加、完走できたこと、本当に感謝しております。

一方で、コロナ禍でベテラン中心にランから距離を置いたり、東京を離れたりする人も10名以上いて、コロナ前の奥多摩駅伝選考ボーダーラインが2019年4チームの時代の24位が20分36秒に対し、2022年は2チームでありながら24位は22分29秒と2分も遅くなり、20分36秒だと12位まで上がるということから、もしチーム数を増やすにはコロナ前と同じほどの盛り上がりを見せる必要があります。

そのためには@コロナ禍で新たに入った10名以上含む現有戦力の底上げ Aコロナ禍で顔を見せなくなったベテラン組回帰 を2023年のテーマにしたいと思います。

新たな選考の戦いは、2022年12月のリモートタイムアタックから始まっていますし、2023年〜は元のタイムトライアル1本に3年ぶりに戻す予定です。互いに一緒に走って切磋琢磨してライバル争いをし、4年ぶりにOGC復活できるほどの熱気を取り戻して奥多摩駅伝に参加しましょう!!

文責:山田隼

写真:池田義久、大谷真一、片山博一、山田香織

 男子一般 130チーム出場  ( ) 内は順位  
    東青梅
1区(7.4km)
二俣尾
2区(8.4km)
古里
3区(6.6km)
奥多摩
4区(6.6km)
古里
5区(8.4km)
二俣尾
6区(7.4km)
No.41
千代田走友会
Aチーム
54位/130
氏名 山田 隼(9) 大門聖和(5) 井原康孝(3) 青木英一(3) 渡辺健介(6) 田中博之(5)
区間 0:27:42 0:30:33 0:26:47 0:26:24 0:29:41 0:29:23
累計 0:27:42 0:58:15 1:25:02 1:51:26 2:21:07 2:50:30
5km換算 0:18:43 0:18:11 0:20:17 0:20:00 0:17:40 0:19:51
No.42
千代田走友会
Bチーム
108位/130
氏名 池田憲一(初) 山梨 力(7) 衛門利明(5) 岩ア 修(12) 高村明男(13) 粟野 剛(9)
区間 0:29:58 0:36:50 0:30:30 0:30:59 0:35:30 0:32:23
累計 0:29:58 1:06:48 1:37:18 2:08:17 2:43:47 3:16:10
5km換算 0:20:15 0:21:55 0:23:06 0:23:28 0:21:08 0:21:53
千代田記録 年度・氏名 2011・須田由太 2016・大谷真 2018・大谷真 2016・下村拓英 2022・渡辺健介 2011・小原正幸
タイム 0:24:59 0:29:18 0:24:45 0:23:40 0:29:41 0:25:20
5km換算 0:16:53 0:17:26 0:18:45 0:17:56 0:17:40 0:17:07
 
 女子 43チーム出場
  ( ) 内は順位
    御岳スタート
1区(3.7km)
二俣尾
2区(3.6km)
宮ノ平
3区(3.8km)
No.27
千代田
レディースA
27位/43
氏名 田中玲子(3) 山岡利恵子(5) 加藤里香(初)
区間 0:16:23 0:15:37 0:15:16
累計 0:16:23 0:32:00 0:47:16
5km換算 0:22:08 0:21:41 0:20:05
No.28
千代田
レディースB
35位/43
氏名 西山亮子(初) 平野佳子(初) 礒村あづさ(2)
区間 0:16:24 0:14:23 0:18:47
累計 0:16:24 0:30:47 0:49:34
5km換算 0:22:10 0:19:59 0:24:43
千代田記録 氏名 2019・石川涼子 2020・石井牧 2022・加藤里香
タイム 0:14:33 0:14:13 0:15:16
5km換算 0:19:40 0:19:45 0:20:00

 監 督
 時計係り
 写真係り
 サポート
 
山田、森岡
山岸一昭、森千鶴、佐藤勉、原田大輔、徳山一、御菩薩木恵子、國貞博子、原あゆみ
大谷真一、池田義久、山田香織、片山博一

原田なおみ、大門充子、榊原麻理子
(多数のサポータの皆さんありがとうございました)
写真アルバム(107 枚) 要合言葉    Youtube 動画 (22分40秒)

終了後  河辺駅前
 選手、サポータの皆さんお疲れさまでした。 一覧へ戻る