【奥多摩駅伝結果】
2年連続コロナ禍で、今年も男子2チーム、女子2チームとチーム数を減らして参加しましたが、選手、サポーター含め全員、大会当日まで感染もせずに出場でき、無事に完走しました。
女子Aチームは、1区が田中玲子、2区山岡利恵子、3区石井牧で臨み、なんと全員が自己ベストをマーク!!1区の田中さんは8年ぶり、結婚してからは初の出場で当時と同じ1区を走りましたが、なんと8年前の自己ベストを25秒も更新する22分23秒で襷を渡します。旦那さんのビルドアップ走が功を奏したのでしょう。2区山岡さんも常連の2区を走り、2年前の自己ベストを2秒更新する14分54秒。昨年は15分29秒と調子が今一つだっただけに今年は巻き返しました。そして極めつきは、3区石井牧さん。2018年の石川涼子さんの千代田ベストを4秒更新する初の16分切りを達成しました。おめでとうございます!!石井牧さんは、昨年も2区で篠原さんの千代田ベストを更新しており、2区と3区で千代田ベストをマーク!!残り1区で完全制覇ですので2022年に期待したいです。
累計タイムは46分57秒をマーク。2年ぶりの女子記録更新はなりませんでしたが5km換算で平均21分台の素晴らしい走りを見せてくれました。来年は3年ぶりに千代田ベストを更新しましょう!
女子Bチームは、1区柴田富久子、2区磯村あづさ、3区梅澤奈美子と新人とベテランの融合チームで臨みました。1区柴田さんは女子の千代田歴代最多13回目の出場。5km換算24分台は13回走っても衰えを知らないベテランの走りです。2区磯村さんは昨年のサポーターから今回は選手で初出場、。タイムトライアルの時よりも速いタイムで駆け抜けてくれました。そして3区はケガした御菩薩木さんに代わり、応援だった大ベテラン梅澤さんが代走で登場。アラ70で頑張ってくれました。最後はブルーライト大丹波チームと接戦を演じ、惜しくも敗れましたが大御所のフィニッシュでした。ありがとうございました。なおケガした御菩薩木さんの柴田さんに次ぐ2人目の10回出場は来年に持ち越しです。
男子はAチームが1区山田隼、2区初出場の杉本瑞樹、3区大門聖和、4区田中博之、5区井原康孝、6区内垣正行で臨みました。2年続くwithコロナ、走り込んでいる人、走れていない人を千代田自主トレ選手権やリモートタイムアタック状況を見ながら区間決めをしましたが、皆さん経験豊富なのでエリートの経験を活かした配置にしたつもりです。結果は1区山田隼が5km換算18分41秒と昨年の自己ワーストより改善して襷を渡し、2区初出場の杉本くんが襷の受け渡しミスがあったもののこの区間3年ぶりの30分台が出て6人抜き(本人曰く、じわじわ登っている感じが途中で出てきた最後はしんどかったとのこと)。3区は初めて1区以外の挑戦で登りでも気にしない走りを見せる大門くんに期待した結果、14人抜きの25分台。そして大阪から戻って来た山ちゃんの師匠田中博之さんが9年ぶりの出場で4人抜き、17分30分を今年マークした5区井原さんがハーストさんの千代田5区ベストに挑み、最後の登りで失速しましたが2人抜き、最後は初の6区を走る内垣さんが5km換算18分00秒の素晴らしいタイムでフィニッシュ!!昨年より4分速い2時間48分2秒で終えました。本来このタイムなら20〜30番台ですが昨年から男子チームがコロナ禍で大会が無いため、開催される大会に速いランナーが集中するのか63位でした。
男子Bチームは1区泉貴之、2区青木英一、3区鈴木通弘、4区高村明男、5区川那部岳志、6区山梨力で臨みました。
泉さんは本人の強い希望の初の1区で5km換算20分42秒で襷を渡します。泉さんはこれで2区以外全て走破。2区は2回目の出場で登りの大役となった青木さん、還暦間近にも拘わらず、6人の中で5km換算で2番目に速いタイムで走ってくれました。4人抜いて順位を上げます。3区鈴木さんも上り坂に対して60代とは思えない走りでなんと11人抜き!!4区は本人希望の12回出場の高村さんがさらに9人抜きます。高村さんは昨年千代田初の全区間コンプリート達成者で本人曰く今後は「4区オンリー希望」とのこと。5区は意外にも初めて5区を経験する川那部さんが2人抜かされるも2区と同じ最長区間を力強い走りで応え、最後は初出場以来5年ぶりの6区を経験する山梨さんが当時の自身の6区記録を18秒更新してあの日の自分に打ち勝つ走りでゴール!!昨年より5分速い3時間6分7秒で走り終えました。泉さんと山梨さんは、残り2区だけ走れば高村さんに次ぐ2人目の全区間コンプリート達成者となります。その年のタイム状況やコンディションの兼ね合いもありますが、ぜひ最長区間、きつい登りの2区で達成してほしいです。
サポーター陣では、毎年、車内で点呼と集金を引き受けてくれた大谷真一、森岡章子さんをはじめ、写真の山田香織、大谷、池田義久、木村英俊さん、記録の山岸一昭、森千鶴、原田夫妻、徳山一、御菩薩木恵子さん、そして粟野剛、池田憲一、金井正行、辻俊昭、渡辺安子、大竹ふみさん、各サポーターが持ち場を確実にこなしていただきました。
今年も2回目のwithコロナで、1週間前からの検温を必ず行い、各区間で検温を行い、問題ない選手とサポーターだけが規制エリアに入れるという厳重なルールの中、全員ご協力いただき、無事に完走できたこと、本当に感謝しております。ありがとうございます。
さらに監督2年目の山田がコロナ禍で皇居に1度しか行けず、メールと掲示板のみの連絡で対面の説明や話もできず、ご迷惑をおかけしましたが、風邪もコロナにもかからなかった選手各々のしっかりした体調管理と経験あるサポーターの連携プレーのおかげで、無事に大会に参加、完走できたこと、本当に感謝しております。
来年こそは、コロナも収束していればまたチーム数を増やし、切磋琢磨しながら素晴らしい走りを皆でできるようにするだけでなく、監督3年目として選手も監督業もしっかりこなしたいと思います。
文責:山田隼
写真:池田義久、大谷真一、山田香織
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