第38回葛飾ナイタージョギングカーニバル 一覧へ戻る
2024/8/3/土曜日
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【総評】
真夏の祭典として、そして千代田走友会と墨田ランニングクラブの真夏の対決の場として、熱い戦いを繰り広げてきた葛飾ナイターが38回目の今年を持って終了となるため、最後の記念大会となりました。
千代田走友会からは、最後ということで12名が出走しました。結果は、金メダル2個、銀メダル2個、銅メダル2個と半数が表彰台というパリ五輪の柔道、フェンシングのようなメダルラッシュとなりました。

◆1500m
・年代別関係なく、10名の参加
・スタートから選手同士が牽制しあい、想定よりスローペースのため、小原さんが先頭に出てレースを引っ張ると2周目から墨ランの選手と山ちゃん、田中師匠が前に出て小原さん含め5人の争いに。3周目の第2コーナーで1人転倒し、終盤は墨ランと千代田の4名の争いに突入。
・4周目の第1コーナー後のバックストレートで山ちゃんが田中師匠を抜くと、墨ランとの1位争いになるがギリギリ届かず
・結果は、山ちゃんが1位と3秒差の5秒2で2位、田中師匠と小原さんが5分7秒で同タイムも順位は、3位が田中師匠、4位が小原さんとなりました
・山ちゃんが千代田に入った10年以上前の頃にともにTTで切磋琢磨した田中師匠、小原さんと最後の葛飾ナイターで同じ祝目で走り、2〜4位を独占したのは感慨深く良い思い出のレースとなりました

◆5000m(女子)
・年代別関係なく、9名の参加
・スタ―トから加藤さん含む2名の争いに。最初の5周は差がなく走っていましたが、1位の選手がNAHAマラソン優勝者で翌日も大会があるためジョグ参加とのこと。中盤から突き放すとストライドが大きい走りで、19分4秒でゴール。しかし、千代田の女子エース加藤さんもまだなたーになる前の酷暑の中、21分19秒で2位の銀メダル。
・加藤さんはハーフチャリティーランにも参加してピタリ賞のパイナップルをGetしました

◆5000m(男子60代の部)
・一番多く、16名の参加。千代田からは、レジェンド大矢さん、川那部さん、サムさん、アッキーパパ、山岸さん5名が参戦。
・スタートから先頭は大矢さんの独り舞台。颯爽と駆け抜けるフォームで、そのまま独走。19分32秒で2位に1分差をつける圧勝でした
・その中で川那部さんも躍動。夕陽がまだ照り付ける酷暑の中、スタートから前半は中盤の位置で自分のペースを守ると後半は少しづつ、大矢さんを除く2位集団に追いつき、1人ずつ拾っていき、最後は22分14秒で3位の銅メダル。千代田で表彰台に2人立つ快挙を達成!!
・サムさんは昔のように顎が上がらない状態でしたが、この環境で70代とは思えない走りで23分46秒の8位。70代の部があれば1位だったと思います。
・アッキーパパと山岸さんは、スタートから少しは差がなかったものの、3周目〜4周目でアッキーパパが一度山岸さんを抜いて前に出ます。しかし、ベテラン山岸さんが中盤以降、抜き返し、差が広がっていきます。そのままラスト1周となり、残り200mで山岸さんがスパート!!しかし、スタンドで応援していた井原さんが「山岸さんの様子がおかしい」と言うので、逆光の陰で最初は見えなかったがコーナーで姿が見ると前のめりになって、そのまま残り150mで転倒。熱中症により、千代田含む他応援していたランナーと係員が氷などを用意氏し、休憩室に運び、救急搬送されるアクシデントがありました(その後、無事に回復し、翌日のTTは棄権)。アッキーパパも最後は暑さでスピードが落ちましたが、無事に27分47秒で14位でゴールしました

◆5000m(男子20〜30代の部)
・昔と違って、人数が少なく、20代1名、30代4名の5名の参加
・スタートから山ちゃん含む2名の先頭争い。最初の1kmを3分30秒で山ちゃん通過も先頭は5秒ほど早く通過。このまま6周目まで並走し、引き離されると思いきや中盤から少しづつ失速し、7周目のバックストレートで山ちゃんが逆転。そのまま、少しづつ差を広げて、残り2周で100mほど離れていることを確認すると勝利を確信。最後の100mは人差し指を突き出して、ゴール!!2位を何度も経験した中で最後の葛飾ナイターで、ついに悲願の優勝!!タイムは18分38秒と昔の時代なら表彰台にも入れないタイムでしたが、10年出続けた神様のご褒美と思います。

◆5000m(男子40代の部)
・40代の部も20〜30代同様、昔より参加者が少なく、7名(2名オープン)参加
・1500mにも出た小原さんが出走。スタートからオープン参加含む4名がロケットダッシュで先陣を切る中、小原さんは第2グループで様子をうかがう。しかし、1km通過しても上がってこないため、様子がおかしいと思っていた中、5〜6周目あたりで棄権しました。本人曰く「腕が痺れて来て、瑞給水したが改善されなかったので棄権を判断した」とのこと。記録は残りませんでしたが、翌日のTTでは19分3秒で1位をマークしました。

◆5000m(男子50代の部)
・大トリは50代の部。こちらは60代の部と同様、2桁人数の出走で、千代田からは岩切さん、井原さん、山梨さん3名が参加。
・前回、岩切さんは集団を引っ張り、3位でしたが、今回は4名がロケットスタートで先頭を引っ張るかたちになり、岩切さんは第2グループで様子をうかがいます。同グループの後ろに夏風邪あがりで体調が万全ではない井原さんが続き、第3グループにミスターTT山梨さんが追う展開。
・中盤から先頭集団は1人脱落し、3名で引き続き速いペースで進み、岩切さんは脱落した4位の背中を追いますが、前後多少差があり、後半はやや一人旅の状態でフィニッシュ!!タイムは19分15秒で5位。表彰台ならずでしたが、酷暑の中、19分30秒を目標にしていたので、自己採点はOK。
・岩切さんゴールから遅れて約1分後に井原さんもフィニッシュ!!タイムは20分11秒と病み上がりの中、頑張り、順位は岩切さんに次ぐ6位で入賞。
・最後は山梨さん。50代最後の大会は、21分23秒。惜しくも入賞ならずでしたが、酷暑の中、タイムを大きく落とすことなく、ゴールしたので、60代の新たな扉を開け、これからのシーズンインに期待です。

葛飾ナイターは、今年で終わりますが、墨ランと千代田合同で後継大会を来年企画する話も出ており、大会が少ない真夏に行われるレースということでレジェンド大矢さんも重宝していた大会。墨ランとの交流もでき、良いかたちで継続できるように模索していきます。

文責:山ちゃん
写真:池田、山ちゃん

名前
Time(G) 種目別順位 種目
山田隼 05:05 2 一般男子1500m
田中博之 05:07 3 一般男子1500m
小原正幸 05:07 4 一般男子1500m
加藤里香 21:19 2 女子5000m(40才以上の部)
山田隼 18:38 1 男子5000m(30才代の部)
小原正幸 - DNF 男子5000m(40才代の部)
岩切祐樹 19:15 5 男子5000m(50才代の部)
井原康孝 20:11 6 男子5000m(50才代の部)
山梨力 21:23 10 男子5000m(50才代の部)
大矢敏夫 19]32 1 男子5000m(60才代の部)
川那部岳志 22:14 3 男子5000m(60才代の部)
岩崎修 23:46 8 男子5000m(60才代の部)
井上彰 27:47 14 男子5000m(60才代の部)
山岸一昭 - DNF 男子5000m(60才代の部)
衛門利明 - DNS 男子5000m(60才代の部)
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