嬬恋高原キャベツマラソンに参加してきました。
絶景のキャベツ畑を走るというこの大会はなかなかファンシーなネーミングですが、
別名は【日本一ハードなロードレース】。
その理由は全体の9割が坂道。
それも尋常ならざる激坂ということで、
僕は怪我をしてほぼ2ヶ月間走れなかったので目標は完走に設定して参加してきました。
当日は群馬県嬬恋村までの弾丸日帰りツアー。
嬬恋村は群馬県とはいえ浅間山を挟んで長野県とのほぼ県境。
また早くつかなければ駐車場が埋まってしまうということなので、早朝?夜中?の3時30分に葛飾堀切のコンビニに集合。サムさんの車で嬬恋村に向かいました。
午前6時、無事に嬬恋村到着。仮眠をとりその後、参加受付と参加賞のキャベツ1玉を受け取りに行きました。参加者用に用意されていたサービスのザク切りキャベツはまさに旬で採れたてで、とても甘く美味しく瑞々しくレース前の水分補給にはもってこいでした。
スタート時の天気は、梅雨のシーズンとは思えないような雲ひとつない快晴。レース中は日射から逃げられるような日陰はなく、給水地点では水を被らないと倒れるのではないかと思うほどの暑さでした。
噂の激坂は、油断していると下りはキロ3分台、登りはキロ6分台になってしまうこともしばしば。そんな坂の繰り返しが21キロ、永延と続きます。
2ヶ月のブランクですっかり落ちてしまった体力は、ペースを乱されに乱される坂道と強い陽射しと持って行かれ、ハーフで初めて1キロほど歩いてしまい、【日本一ハードなロードレース】の別名を十分に体感してきました。
僕は歩いてしまい、1時間45分オーバーの苦しい結果でしたが、師匠サムさんは流石の5位入賞。道マラに向けてのいい仕上がりの様です。
参加賞はキャベツ一玉の他にキャベツ柄のBuffや回鍋肉の素など豪華。
帰りはサムさんと軽井沢のドライブを楽しんだのち、話題の星野リゾート「トンボの湯」に入浴。
オシャレで豪華な温泉で疲れは一気に吹き飛びました。苦しいレースでしたが楽しい復帰戦になりました。
文章、写真:大泉壮太郎 |