2015年2月16日、第4回京都マラソンに参加してきました。今回の抽選倍率は3.7倍。東京、横浜には落選しながら、運よく京都には2年連続で当選することができました。
前回2014年大会の前日のイベントで、ランナー代表の理事が、第3回までのコースにあった斜度7%の狐坂について、フルマラソンの公認コースとしては常識外れで、再三理事会で問題にし、抗議してきたとのこと。その甲斐あって「2015年からコースが変更になるので、みなさん今年だけがんばってください」と言われたことが思い出されました。
新コースは、激坂こそなくなったものの、きぬかけの路や東山のアップダウン、鴨川のオフロード、市街地を迂回するための7つのヘアピンカーブ(…増えてます)と、なかなかスピードに乗りにくい一方で、見方を変えれば、さまざまな足の部位の筋肉を替わるがわる使うことができます。また、桂川と鴨川、広沢の池畔、世界遺産に登録された寺社、今回新たに加わった市立植物園内などの多彩な風景に恵まれ、和太鼓、ヨサコイ踊り、チアリーディング、ブラスバンドなどの演奏や沿道の応援がほとんど途絶えることがないため、飽きることなく走ることができます。私は手をつけませんでしたが、八ッ橋など、地元のお店が提供する給食もあります。
当日は、予報とはうって変り、スタート直前の粉雪、途中の雨というコンディションには泣かされました。
来年以降の出場を検討される方は、出走前の防寒&雨対策にお気をつけください。使い捨ての防寒着やポンチョなどは、各スタートブロックで処分できます。Aブロックでも、お手洗いにギリギリまで行っていると30秒以上もネットタイムをとられます。また、サブスリー台では、39km地点今出川通りの東への上りで足が切れる方が、最も多いように見受けられました。
ゴールでは、京都市長が待っていて、ランナー一人ひとりに握手してくれます。年々運営もこ慣れてきており、さらに魅力的な大会になったと思います。
今年から2~5人でいっしょにエントリーできる、グループエントリーもできるようになっています。併願はできませんが、当選確率は、普通のエントリーと変わらないそうです。
文責:三輪 |
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